まだごしゃごしゃですが

知的障害のある人が、小さな女の子の死体遺棄で逮捕されたらしい。

うちには知的障害の手帳をもつ子が居るし、
女の子と同じくらいの年の子どももいる。

どういう風に考えたらいいか 子どもたちにどう説明したらいいか
わからずに居る。

以下は 私の感想であり、絶対に正しいということではないのですが。
長いです。

上の子は、知的障害のある子向けのクラスに在籍している。
障害のある子といってもさまざまで、悪態をつく子、物を投げる子も居るし、ホンワカと穏やかな子も居るし、非常におしゃべりな子も居るし、無口な子も居る。しつこくいたずらをする子もいるし、繊細すぎて傷つきすぎる子も居る。通じる言葉がなく、奇声や 歌や、コマーシャルのフレーズを延々という子も居る。年齢より幼い子が多いと思うけど、大人びた落ち着いた子も居る。

小さなトラブルがあったりもしながら、しかられたり誤解されたりもしながら、そして日常的に意地悪する(障害のない子から意地悪されることもあるし、障害のある子同士もあるし、障害のある子がない子を意地悪することもあり)子がいたりもしながら、
おおむね平穏に暮らしている。


普通学級にも、障害のある子が居たり(特殊学級に行くには軽い とみなされたり親が希望しなかったり、そもそも障害があることない子が明確に線引きできない)、障害はなくても繰り返しトラブルを起こす子が居たり
そうだった子が驚くほど落ち着いた成長を見せたり、逆に、あの子が?というくらい荒れたりすることもあるらしい。

こどもたちは、時たま けんかや取っ組み合いがあったり怒ったり泣いたり笑ったり

障害のあるなしは関係あるのかな?と思う。
(障害があるために、社会性や判断力や、コミュニケーションの習熟が遅れることはあると思う。但し だから犯罪に向きやすい、とはいえないと思う。)


ニュースの感想を見ると、

「障害のある人が加害者の場合無罪になるのは許せない」
「障害のある人は怖い。隔離しろ」

というものがある。

自分も、そう思ってしまう瞬間がある。
自分の子の行動はある程度予測したり なれたりするけど、
思いがけない行動をする人を見たとき、はじめてみたときは やっぱりびっくりする、怖くなって離れてしまう自分が居る。

障害のある子を持つ私も、障害があるから即無罪とはあってはいけないと思う、その人と状況にあった罰がなされるべきと思う。

ただ 普段障害がない人も、人を殺すなどのときは普通でない精神状態にあるのだから、「精神鑑定」っていつもなんで言うんだろう???異常があれば罪が軽くなるの??はなはだ疑問に思う。

まだごしゃごしゃしてますが、
子どもたちには、加害者にならないよう、できれば被害者にもなりにくくいれるよう、いうしかないと思っています。