付加価値は もういいです。

昔の民家をみた。

130年位前の?

台所の、流しは、石をくりぬいてできたような、洗面台みたいなもの。

かまどがあって。

あー、これでいいじゃん。ばあちゃんちもこんなだった。

意図してないのかもしれないけど、非常に美しいし。



ここ数年、付加価値 付加価値言い過ぎ。

ほんとに、価値がついてるんだか、余分のものがつきすぎて却ってフクザツ&汎用性がなくなってるのかわからん。

じぶんの持ってる台所機器を全部把握して使いこなしてる人を私はほとんど知らない。

台所なんて、何じゅー万もするシステムキッチンもオール電化も要らんって。水道があって、火が(今家で使ってるガスコンロは、二口+グリルのついた、中古で6000円の品、これで十分です。

IHコンロも、20万くらい?の高級ガス台も使ったことが数回あるのですが、高級ガス台は ものすごくフクザツです。その場にいた主婦5人で、「火をつけることができた」のは一人。炊飯キーだのタイマーだの自動消火だのが満載のボタン付。またそのボタンが収納式になっている、、、でも火がついたのかどうかが視覚で見えづらいという本末転倒振り。)

ただの水とただの火があれば、もうそれでいいやん。

とか言うから、だんなには、「おまえは野人か?」だの 「俺が居らんと、おまえはそのうちホームレスになるな」の言われるけど(ホームレスにはならないけど、若干野性には帰ると思う)

「付加価値」はもういいんです。

便器で30万とかありえんって。キッチンで200万とかありえんって!
普通の水が流れるだけの便器でいいって。
(しかし、ただの便器は 設置料が高くしてあって、フクザツなほうを普及さそうとしている。フクザツなのは壊れるってば。)

というのだが だんなと話は平行線。

まあだんなが稼いだお金だから 本人がよければいいけど。
数年後に、ほんとに壊れてから、きっとわかるでしょう。
知り合いに、温水便座が(10年も持たずに)一辺に二台壊れて60万円払ってまた買ったというかたがいました。