さらっと明るい告白

アメリカにいたときの事なのですが…

同じ先進国、そんなに驚くことはないだろう、と思いつつ、

実際は 何もかもに驚いていたのですが・・・




今でも思い出すのが 重い内容も 明るくさらっと話されることでした

顔見知り程度でも、あいさつのついでに…



「私はがんがあるの〜

あっ、でも、私がおかしいのは、頭のがんのせいじゃないわよ!がんは頭じゃなくて、おなかなので!

ゲラゲラ」



「うちの息子、耳が聞こえないので、あいさつしてくれても

気が付かないときがあるけど!いい子なのよ!」



「私の娘はがんだけど、孫はまだ5歳なの。孫も 娘のがんの事は知っているのよ」


「あなた、運転できる?私、足にまひがあって運転できないので、もし時間が空いてる時に、載せてってもらえるとありがたいなと思って」


「首になったわ、あなた○○に空きがあるか知ってるかな?と思って」


「うちの息子、障害があって、学校に私が付き添うときがあるんだけど、下の子、預かってくれるかな?」


「私は65歳、

あなた30で 「もう年取った」なんて言ってはダメよ!」



「私の上の子たちは前夫の子よ。で、今妊娠してるのが今の夫の子・

私は43だけど、子供ができて本当に良かった!彼のためにね。彼は上の子たちも大事にしてくれてるので」



今でも私は驚いたままなのです。