オレは、、、


特殊学級に居る1号。

特殊学級から、普通学級に出張して 授業に参加することもあって、
これは「交流」と呼ばれています。

「俺は交流学級に行ってるけど、
交流学級の友達にも、僕の教室に、
来て欲しいんだけど」

といったとき、

(それはないだろう、、、普通学級の子が、特殊学級に来るってことは)

と思いつつ、

「来てみる?って、誘ってみたら?その前に、先生にも トモダチを呼んでいいか、聞いてからね」

といっておいた。

本当に、先生に聞いたあと、誘ったらしい。

そしたら、雨の日など、外で遊べないときは、数人の子が、特殊学級にきて、
遊んで行くらしい。
1号は、もちろん対等には遊べないんだけど、ニコニコして みてるらしい。

「今日は、交流の友達が来て、しあわせだった。また雨が降ると、来るかな」

と喜んでいた。

先生も、「交流と言っても、特殊学級の子が 一方的にお邪魔するばかりだけど、
ホントは、きてもらうというのは自然なことですね。

来てる子どもたちも、”来て上げた”とかじゃなく、
どんなところ、と興味あって、遊ぶ道具も結構あるから、ほんとに楽しんでいきましたよ。」
といってくださった。

特殊学級には、いろんな学年のこどもが 一緒の学級に在籍するので、
1号は、ほかの学年にも 結構顔見知りがいる。

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先日、近所の中学校のバザーに行ったら、
同じ小学校の子たちが ちらほら居た。

1号よりしたの学年の女の子が、ママと一緒に来てる様子だったが、1号に抱きついている。

「さっきの子、みたことないけど 特殊学級の子?1号に抱きついてた??」

と聞いたら、

「ううん、二年生の子だけど、特殊学級の子じゃないよ、
二年生の特殊学級の交流先の友達で
オレともトモダチ。

おれ、ほかの学年のトモダチにも あいされやすいんだ」


あいされやすい!


年齢より幼くて、対等に遊んだり出来ないので、友達関係には期待していないけど、
1号自身が、「あいされてる」と思ったことが あったなら 思いがけない しあわせね。