二号が、とまりがけで出かけている。
二号はうれしそう、荷物を出したり入れたりして喋り捲っている。
ひそかに、１号はもっとうれしそうである。
二号を送って家に帰ると、１号は「ドラえもん映画を見に行きたい、○というお店の食べ物を買って映画館に行く」と。
私の免許証と、そのお店の会員カードがない。このお店はカードがないと、入れないのに！
たぶん３号が荒らして、どっかに隠した（本人は隠したつもりはない”片付けた”とでも思っているだろう）んだけど、
私にも１号にもどこなのか見当がつかない。「洗い場？」「流し？」「冷蔵庫に入れてある？」
どこにもない。
二号なら、こういうとき、さっと見つけてくれるんだけどなあ。
ちょっと本を読みたくても、３が邪魔をする。
２がいたら、二人でわいわいと遊んでる間に読めるんだけどなあ。
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そして今日は、１号がいない。
泊りがけで親戚の家に行った。
今日帰ってくる二号は「オニイチャン、いないんだあ」と、にんまりするだろう。
が、今日のごみ出しは １号がいないので 私が行かなくちゃならない。
絶対３も（いく）というだろうし、行ったらそこらじゅうを触って回り、（帰らん）というだろう。
おまけに今日は雨。
いつも、ごみだし時間になるとすっと現れて、黙って行ってくれる１号はありがたい。
ああ、風呂掃除も １号がいないと、私だ！
どちらも、二号にはまだ難しい。
いずれ引継ぎさせよう。
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ああ、子どもが ちょっとどこかに行くと、かなり、ほっとするけど、
ちょっと困ったりもする。
